長崎に続き東京など全国各地の桜の名所から開花の便りが届き、いよいよ春本番を迎えました。
3月21日(木曜日・春分の日)に恒例の『春彼岸会法要』を執り行いました。当日は昨夜来の雨が朝方まで残り、墓参の人出が心配されましたが、午後には雨もすっかり降りやみ、多数の参詣者でにぎわいました。
当院の桜は未だ蕾は固く、開花にはほど遠く残念でしたが、代わりに境内の椿、山茱萸、雪柳や馬酔木の花々が早々と美しく咲き誇り、参詣者の心を和ませてくれました。
この季節に降る雨は『催花雨』や『花起こし』などと呼ばれ、花の咲きだす頃に降る雨ですが、彼岸を迎えどんどん気温も上昇し、これから益々暖かくなることでしょう。
早春の残る寒さや花粉が気になり、ともすれば外出が嫌だという人も多いかと思いますが、是非この機会に早春の圓山徳光院にお参り、お訪ねいただきたいと思います。