開山忌:五世恭堂和尚慈明忌法要開催

暑い。熱い。昼間の気温35℃。夜間は熱帯夜。仲秋の名月が間近だというのに真夏にタイムスリップしたかのような日が続いていますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

本年は五世恭堂和尚の慈明忌(十七回忌)に当たり、9月8日夜、同9日午前11時より二日間にわたり、「開山・歴代毎歳忌並びに五世恭堂和尚の慈明忌」が執り行われました。

本院と関係の深い円福寺(京都・八幡)や祥福寺(神戸・平野)など総勢30余名の僧侶・雲水が参集し、檀信徒はもちろん親族、川崎グループ各社など大勢の方々にお参り頂き盛大な法要となりました。

参拝者が見守る中、本堂に僧侶・雲水が入場、九拝し、行道(おねり)が始まると法要は最高潮に達した。

ご存知の通り、古くから『師資相承』という言葉があり、「師が弟子へと道を次第に受け伝えていく」という意味だそうですが、ここ開山忌にお参りされる方々も、次の世代に代わっても過去の教訓や思い出を通して次世代に受け伝えるものがあると思われます。

開山忌を通して、私達一人一人が、過去の教えや思い出を蘇らせ、今を生き,今日という日を大切に思い、そしてまもることにもつながるように思われます。

最後に厳粛な法要が終わり全員が斎座に着き、季節の京の精進料理が全員に振舞われました。

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