11月23日(木曜日・勤労感謝の日)午前10時より、恒例の弁財尊天大祭・筆供養が開催されました。
秋の紅葉が始まるとされる最低気温は、およそ8°Cとされます。長引く残暑の影響の為か、最近は高めの気温が続き、紅葉の見ごろも遅れ気味かと心配されましたが、此処布引の山麓を彩る紅葉の禅寺は、毎年のことながら見事でした。
朝光を浴びて紅葉の森に社殿の祈祷の太鼓の音がこだまするなか、恒例の護摩供(ごまく)が大祭を盛り上げてくれました。
焚き上げる護摩木の煙や炎が、舞い上がり天空に届くことによって、代わりに人々に福が与えられるといわれます。願い事や供養の為の護摩木を焚き上げながら、「オン・ソラソバテイ・ソワカ」と真言を唱え、真っ赤に燃え盛る炎に怒りや愚かさ(煩悩)を託し、焼き尽くしてくれることを願って大祭は終わりました。
なお紅葉の最盛期は今週から来週でしょうか、是非お出かけお詣り下さるよう願っております。